精進落し料理について

1月6日に厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方

及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン」が

出されました。

このガイドラインによって、新型コロナウイルスにより亡くなられた方の

出棺・火葬をともなうご葬儀とお顔をみてのお別れができるようになりました。

今ではこの厚生労働省からのガイドラインは周知・実行されています。

このことに因って、今までお通夜をせずに葬儀を一日だけでされていた(一日葬)

ご葬儀の傾向が、徐々にお通夜をされる本来のご葬儀の形にもどられているように

見受けられます。

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また3月13日より、マスクの着用は原則個人の判断に任されました。

そして内閣より、初夏の5月8日から「5類引き下げ」の方針も打ち

出されました。 

ご葬儀の形態が完全にコロナ禍以前のように戻るとは思えませんが、

葬儀社として、ご家族の大切な方とのお別れに悔いのないように              

していただくお手伝いが可能になりました。

お通夜、ご葬儀の後のご会食にも制限がなくなり、アクリル板も

撤去されました。

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ご葬儀・告別式の後、おおくはご出棺して火葬場に向かいます。

火葬場によりますが、お骨上げまでの時間が70分以上かかる

場合は、この時間にご会食をすることがあります。

都内の民営火葬場では、お骨上げまでの時間が60分かからない

ことが多いため、ご会食はご遺骨を安置してからに

なります。 

古くは忌開けまで魚介の生ものや

獣肉を食せずにいわゆる精進料理を用意していたため、

その名残でご会食を今でも「精進落し」とよんでいます。

また、「懐石弁当」や「御膳料理」と表示している

料理社さんもあります。

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精進落し料理は、お骨上げまで参加できる方の分と

御霊前にお供えする分を事前に注文いただくように

なります。  足りないと大変失礼になりますので

十分ご確認していただくことが必要です。

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精進落し料理は、大皿料理ではなく、個別のお膳に

なります。 費用は、精進落しの数とお飲み物、

配膳人さんの費用の合計になります。

上は、CBサービスさんの「懐石弁当」の一例です

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ご不明なことやご葬儀のご相談などは、アスカセレモニーまで

ご連絡ください。